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高齢化社会が進む日本では、二世帯住宅へのニーズが高まっています。二世帯住宅を建てる際にはどのような点に注意したらいいでしょうか?また、二世帯住宅の成功のコツはあるでしょうか?そんな疑問に答えるべくこのページでは二世帯住宅の基礎知識について詳しく解説しています。
二世帯注文住宅を建てる際に注意したいのは、「どこを共用スペースにするか」と「水道光熱費の支払いはどうするか」ということ。それぞれで抑えておきたいポイントを解説します。
共用スペースは、どちらか一方の世帯の専有部分ではなく、両方の世帯で共有して使用するスペースのことです。二世帯住宅の共用スペースとして用いられることが多いのは、玄関、リビング、キッチン、お風呂などが挙げられます。ポイントは「どこを共用スペースにするか」という点です。
共用スペースを決める際に押さえておきたいのは、それぞれの共有場所別にメリット・デメリットが存在するということ。例えば、玄関を共用にした場合、建築費を抑えられますが、夜遅くに帰宅しづらくなります。またリビングを共用にした場合は、お互いの家族が集まりやすくなりますが、人を招きづらくなったり、観たいテレビが見られなくなる可能性があります。
共用スペースには様々な選択肢があり、共有場所別にメリットとデメリットがあるので、どこを共有するかについては、家族でよく話し合った上で決めるのがいいでしょう。
二世帯注文住宅における水道光熱費の支払いは、各項目の費用をどのように分担するか?というのがポイントです。分担の仕方には、親子二世帯で折半する、親世帯が全部払う、子世帯が全部払う、など色々な方法が考えられます。
家庭によって事情や収入状況が異なるので、どの方法が正しいということはありません。ただ、親子であっても、お金まわりはトラブルに発展しやすいものです。
お金のことで親子関係に亀裂を生じさせることのないよう、前もって費用の分担方法については家族でよく話し合い、皆が納得できるルールを設定しておくことをおすすめします。
二世帯注文住宅を成功させるコツの1つとして、設計を考える前に、みんなが本音と要望を出し切ることです。要望に沿わない家を建ててしまうと、後で後悔してしまう場合があります。
とはいえ、両世帯が直接顔を合わせて話し合っても、お互いに遠慮しあって本音を伝えるのをためらってしまうかもしれません。そこで、業者の担当者に二世帯の間に入ってもらい、世帯ごとに業者に本音と要望を伝える機会を設ける、ということも選択肢に入れておくとよいでしょう。
共用スペースの使い方については、事前に細かいルールを決めておく必要があります。共用スペースは誰かの専有部分ではないだけに、かえってトラブルが生じやすい場所だからです。
どのように使用すればみんなが納得できるか、トラブルを避けられるか、事前によく話し合ってルールを決めておきましょう。
いくら家族でも、必要以上に干渉しすぎることは、相手にとってストレスになり、息苦しくなって円満生活が実現できなくなります。そうなっては元も子もありません。
二世帯注文住宅の生活では、お互いのプライバシーをしっかり確保しつつ、“親しき中にも礼儀あり”の精神で気遣いを示し合い、適度な距離感を保つことが円満な生活を送るうえで大切なポイントとなります。