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住宅にはさまざまな種類の木材が使用されており、特徴に合わせて選ぶことも大切です。こちらでは、主な木材の種類について紹介していきます。
無垢材は、木を自然な状態のまま利用した木材のことです。梁や柱といった利用する部分の形に加工した上で使用します。同じ無垢材であっても、木の種類によって耐久性に違いが出てくるのも特徴です。
無垢材は柱や梁などとして加工した後も空気中の水分を吸収したり放出したりする調湿性があります。長く乾燥させたものの場合は、より強度が高く長持ちします。木の継ぎ足しといった加工がおこなわれていないので、健康被害の心配もいりません。内装で無垢材を使用すると見た目にもよく、少しずつ変わっていく風合いを楽しむことができたり木の香りでリラックスもできたりします。ヒバやヒノキは防虫効果もあり、特にヒノキは強度が高くなっていてシロアリの被害も起きにくいです。無垢材を使用すると、木の性質を活かした家づくりができます。
集成材は小角材や挽き板などの木材を接着剤で貼り合わせて作った木材です。ローコスト住宅で多く使用されている木材です。加工がしやすく、組み立てやすいという特徴があります。
集成材は小角材や木の板を無駄なく組み合わせて作れる素材のため、比較的安価なものが多い傾向があります。また木の特性に合わせて組み合わせているので、高い強度を持つ素材になります。水分を含んでも割れたり反れたりしにくく、職人の腕による品質の差が出にくい素材です。
ヒノキは日本の代表的な樹木で、住宅の土台・柱・梁・造作材・床材などとして幅広く使用されています。とても香が良く、美しいツヤを持っているのも特徴です。伐採された後も200~300年かけて強度が増していくという特徴を持ち、割れたり反れたりすることもあまりありません。抗菌効果や防虫効果もあるので、カビや生活臭の発生・シロアリの被害やダニが増えるのを抑えることができます。
スギは日本のみで栽培されている木で、住宅には柱・梁・桁・羽目板・床材などとして使用されています。乾燥が早い素材で、柔らかいため加工がしやすい種類です。年輪が均一になっているのも特徴的です。
無垢材として利用される場合にはどの種類の樹木も調湿性と断熱性を持っています。その中でも、特にスギは高い調湿性と断熱性を持っています。
米マツはピーラー、ダグラスファー、レッドファーなどと呼ばれている木で、北米で育っています。北米産の樹木の中では特に輸入量が多い木材で、ニが出るため乾燥をはじめとした処理が必要ですが防虫性や強度が高い木材となっています。柱・梁や枠・格子などの造作材としても使用されています。